当社は おかげさまをもちまして、令和6年8月22日をもって創業29年目を迎えました。これもひとえに皆様方のご支援厚情賜物心より感謝しておます。
平成8年に新宿区にて創業し、当時は資金も人脈もなく「やる気 !」「元気!」「勇気!」だけで社員4名 からスタートしまた。
「京商プロパティー(株)」の社名由来は大きい都を表す京、転じて不動産という大きな商を行うという意味を込めての“京商“と、資産・財産と言う意味の“PROPERTY“から付けさせていただきました。
設立当初は、競売物件、ワンルームマンション及び収益不動産の仲介業務を中心に事業を展開しておりました。収益不動産という言葉もまだ珍しく、広告媒体は、住宅情報誌の末尾数ページのみでした。その当時から、お付き合い頂いているオーナー様も多数いらっしゃいます。
その後、金融機関の支援を受け、競売物件・中古マンション・収益不動産など買取再生事業に本格的に着手し、幾多の日本経済が困難な時期(IT バブル崩壊・リーマンショック)を乗り越え、今では、賃貸管理業務(管理戸数実績3,000戸超)、建売事業、賃貸アパート、マンション、商業施設の開発事業、権利調整事業(底地・借地)、再開発事業、多岐にわたる業態で営業をさせて頂いております。
当社の強みは、平成15年より着実に積み重ねた固定資産にあると思います。当時、各金融機関の収益不動産融資への取り組みは今とは違いネガティブであり、当然収益不動産も安く利回りも良い時代でした。その頃から一棟マンション・アパートの地域リスク、商業施設等の退去リスクを取りながら土地建物に稼いでもらう商売を続けてきました。
売買から賃貸管理へ、賃貸管理から売買へと循環性のある事業を構築してまいりました。
また、平成27年7月に京商建設を設立して、賃貸マンション(壁式低層の RC 造)の開発事業を9年間で30棟、建築致しました。賃貸管理部門、売買部門とのシナジー効果が出ております。今後も年間 4~5 棟のペ ースで建築をしていく予定です。それにより、建築のノウハウを構築出来れば土地活用、箱活用(賃貸の空室)にお役に立てるのではないかと考えております。
分譲事業におきましては、新築戸建て事業、新築マンション事業、アパート開発事業等を展開しており、分譲マンションでは、シンビエンスシリーズとして、平成31年5月に新百合ヶ丘、令和5年5月には、浅草、同年7月にはときわ台と順次開発販売をして、竣工完売になりました。
商業施設においては、令和4年に龍ヶ崎のクイズモールを購入しました。その後、1階の800坪にゲーム及び中古ショップの店舗が入り、令和5年には、2階の300坪に100円ショップに借りて頂きました。令和6年には、2階の1,100坪にボーリング場として貸し出すことになっております。
ホテル事業においては、令和4年11月、浅草に地上10階94室の客室、1階には物販、飲食店を入れた"K3"というホテルを開発しました。令和5年4月に開業し、同年8月に売却をしました。又、令和6年4月に田端で開業中のホテルを購入して、従業員も当社で引き受けてホテル運営のノウハウを取得しております。
上記事業は、転売事業とは異なり、人の手を入れて知恵をしぼり企画をしています。そして、商業施設、ホテル事業は購入後、施設に人に再投資をして事業を育てています。
"人様のお役に立てる企業"をモットーに、地域、人との共生を実現する企業でありたいと考えております。
引き続き、ご支援ご指導を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。